AWXでSendGridを使った通知メール送信設定
AWXからSendGrid経由でメール送信行う方法についての紹介です。
※Azure Kubernetes Serviceに構築したAWX環境を利用しています。
※AWXのバージョンは24.6.1を利用しています。
AWXからSendGrid経由でメール送信
SendGridのアカウントやAPI Keyを発行
事前にSendGridのアカウント登録やメール送信用のAPI Key発行が必要です。
こちらで紹介しています。
AWXで通知テンプレートを作成
AWXの管理のメニューに通知設定があります。
通知テンプレートを作成して追加します。
SendGrid経由でメール送信する場合も、通知タイプはメールになります。
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- 設定値
- 名前 : SendGrid(任意の名前)
- 組織 : Default(任意の組織)
- タイプ : メール
- ユーザー名 : apikey
- パスワード : SendGridで発行したAPI Key
- ホスト名 : smtp.sendgrid.net
- 受信者リスト : to@example.com(宛先のメールアドレス)
- 送信者のメール : from@example.com(送信元のメールアドレス)
- ポート : 587
- タイムアウト : 30(任意の秒数)
- メールオプション : TLSの仕様にチェック
- 設定値
送信者のメールには、SendGridで認証されたドメインのメールアドレス、もしくは認証したメールアドレスを設定します。
通知テンプレート作成 | |
管理のメニューにある通知を選択します。 通知テンプレートの画面が表示されるので追加を選択します。 |
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新規通知テンプレートの作成画面が表示されます。 通知タイプでメールを選択します。 タイプの詳細に設定項目が表示されます。 設定し保存します。 |
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通知テンプレートが作成されている事が確認できます。 |
テスト通知を使って確認
通知テンプレートのテスト通知を使って確認できます。
テスト通知が完了すると、受信者リストに設定したメールアドレスに”Notification Test 1 https://awx.example.com/”というメールが届きます。
※https://awx.example.com/部分にはサービスのベース URLに設定した値が表示されます。
テスト通知 | |
テスト通知してメール送信を確認します。 Statusが成功と表示されればOKです。 |
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最後に
AWXからSendGridを使ってメール送信する方法について簡単にまとめてみました。
ネットワークでアクセス制限されている場合は、利用するポートでsmtp.sendgrid.netへのアクセス許可設定します。
引き続き色々試してみたいと思います。
GitLabからSendGrid経由でメール送信する方法はこちらで紹介しています。
ZabbixからSendGrid経由でメール送信する方法はこちらで紹介しています。